奥野ダムを後にして、中伊豆BPへ。相変わらず湿った空気には変わりは無いが、交通量も非常に少なく気持ちよくワインディングを流すことが出来た。
伊豆スカイラインの冷川ICを横目に通り過ぎ、県道59号に入る。
依然として交通量は皆無、ワサビ田を見ながら誰も居ない山道を黙々と走る。道幅は1.5車線〜1車線、路面はハーフウェットで色々なものが道路に落ちているので気は抜けない。
全体的に見通しも悪いので慎重にコーナーを回り、ひた走る。結局R414にぶつかるまでワンボックス1台としかすれ違わなかった。
ココでとうとう我慢出来なくなり、トイレ休憩で寄ったコンビニで朝飯を買ってしまった。。_| ̄|○
が、しかし。
が、しかし。コンビニ飯食うにしたって、せめてもーちっと景色の良いところで食いてーなぁってーモンじゃーねーですかってコトで、
買った朝飯はそのままタンクバッグに突っ込んで、すぐさまテンを走らせる。
もうちょっとだけ我慢、、我慢。。
県道59号へ戻って湯ヶ島から持越を抜けて仁科峠なんてルートを頭で考えていたのだが、県道59号に入って暫く進むと、
この先の道路状況を淡々と知らせる電光掲示板が、やはり淡々と俺に現実を突きつけた。
持越の先、崩落の為通行止
ぉぉぅ、大幅に予定が狂ったぞ、こりゃ。
んーー、他に道も無いことだし、仕方が無い。R414に戻ってからR136で西伊豆まで抜けて海岸線を走るとするかー。延々と国道ツーリングか、まいったねコリャ。
正直かなり意気消沈しており、タンクバッグの中の朝飯のことなんて完全に忘却の彼方へ行っていた。
というのも地図で見る感じ、修善寺から西伊豆を繋ぐ唯一のルート、こりゃ混むだろうなぁと思っていたのだ。R414をグッタリとしながら走り、R136への信号を左折する。
走ること数分。・・・・・えーっと。混むって・・ドコが?
見渡す限りのオールクリア。前も後ろも皆無。
路面状況はドライでゴミもなく、これ以上無いグッドコンディション。
一気にテンション最高潮。
テンに乗り換えてどうも重量級の車体を中低速コーナーでグリグリ走らせるのは苦手になってきてる気がする。まぁ、コレをヘタレたとかヘッポコとかって言うんだろうな。
が、しかし。
連続する高速コーナーは相変わらずとても楽しい。シートにドッカリ座り、くるぶしでステップを踏んでいると何もわからないが、一度ステップにつま先で立って足の先に荷重を意識させて
走ると驚くほどテンが軽く走ってくれる。(と俺は感じている)
速いとか、まぁーそんなのは置いておいて(逃)、重量級ツアラーでも気持ちよくワインディングを走ることが出来るのはとても楽しいと思う。
ちょっと調子に乗って半ケツを落としてみた。
頭の中ではさっきからDriver'sHight [L'Arc-en-Ciel](歌詞)がヘヴィーローテーションだ。
ココ最近無いくらい、やたらと乗れてるのが自分でもわかり危険なほどにテンションが上がりまくる。長らく攻めあぐねていた右の高速が(自分なりに)スコーンと決まる。おおっ♪
わかっている、わかっている。今はジーンズだ。ツナギでも無ければ革パンでもない。バンクセンサーは無いんだ、それはわかっている。・・のに膝が出る。。
最近流行(?)の脳内をちょっと覗いて見ると、、、、
| 脳内葛藤 |
| 生ヒザはヤバくね? | | わかってる |
| 血が出るぞ | | 経験済みだ |
| でも擦りてぇな | | おう |
| どうするよ? | | ちょっと待て |
| (穴あけたら)怒られんぞ | | んだな |
| てかお前いまジーンズこの1本だけだろ? | | ついでにユニクロだ |
| ヤメね? | | そうだね(´・ω・`) |
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あわや血だらけになる寸前で理性を取り戻し事なきを得ることが出来た。
テンションも下がってクールダウン。あーー、高速コーナーはお腹一杯楽しんだからもぅいいや〜。
※自分なりのハイペースなだけなんで本当は大したこと無いからね、誤解なきよう。
土肥側へ下るにつれて、対向車線の交通量が増えてきた。
沼津や三島からの観光客だろうか、大型バスが何台も通り過ぎていった。
R136が海へと突き当たり、今度は海岸沿いを走る。まだ薄曇だが、徐々に明るくなってきた。んーー、なんかワクワクしてきたな。
途中、土肥から清水へ抜けるフェリー乗り場があったので乗ってみたいなぁ、、と思いつつも今清水に行く用事も無いので名残惜しいがスルーするコトに。
今度機会があったら乗ってみよう。(機会、、無さそうだよなぁ、、)
気持ちよく海岸沿いを走っていると、「恋人岬」に到着。へぇ〜、恋人岬ってココにあったんだね。知らなかったよ。
男1人で恋人岬に立ち入るほど木っ端ずかしい話もないってモンで、入口で写真だけ撮り逃げしてサッサと立ち去る。いやぁー、無理無理。これは無理。
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宇久須、安良里、田子と過ぎ、まずは今日の第一目的地にしていた堂ヶ島温泉へと到着する。
このあたりは初めて来たが、結構観光地観光地しているのに驚いた。でっかいホテルもあるし、ほえぇ〜〜。
とはいえ、そんなでっかいホテルなんぞには用は無い。
後続の車が居ないことを良いことに、キョロキョロしながら低速でトロトロと走る。走る・・・あれ?見落とした?ちょっと戻って、、、え〜と、あ!コレかな?
着いた先は仁科漁港の一番奥にある、沢田公園露天風呂。
朝からここの温泉に入りに来たんですよってなモンだ。ウシシシ。
ツーリングマップにも乗ってたこの温泉、初めて知ったのは一昨年くらいに伊豆の露天風呂を検索してたときか。以来恋焦がれてたんだよね、もー本当に嬉し〜。
風呂に入っていると時折観光船が眼下を通るんだけど、なんか手を振られるんだよね。フルチンで手を振り返せってか?お前ら見たいんか?趣味悪いぞ(笑
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この温泉、混浴じゃーないけれど景色の良さは本当に最高だね。東伊豆だと北川温泉の黒根岩風呂(混浴)も行ったけど、断然コッチ。圧勝だな。
40分ほど浸かったり出たりを繰り返して風呂をあがる。朝から良い風呂入れたね、満足満足。
ひとっ風呂浴びたらお腹が空いてきた。ぉぉぅ、そーいえばまだ朝飯食ってねーぞ、俺。
というワケでやたらと遅くなってしまったが沢田公園で海を眺めつつ朝飯を頂く事にする。むー、絶景かな絶景かな。
都会の汚い海とじゃー風に乗ってくる磯の香りまで違うぜコンチキショー。都会のは生臭いだけなんだよな、うん。
地図を眺めながらこの後の予定を考える。んー11時までにはまだ余裕があるなぁ。。
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ま、あれこれ考えても結局ソロツーリング、そのとき進むも曲がるも止まるも自分でその時その時に判断すればいいさ。
俺の好きなバックパッカーでエッセイストの「シェルパ斉藤氏」も書いてたな。うん、「行きあたりばっ旅」ってコトで行きますか。
「テキトーの方がワクワクするからな。」
自分にそう言って沢田公園を後にすることにした。
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