6月1日 薄曇〜晴れ
前日から懸念されていた天気も問題無し。
というわけでFホイールベアリングの交換も終わったGOOSEと試乗がてらショートツーリングに出ることに。
ルートは基本的に下道、目的地は清水市の実家です。
朝から前々日に買っておいた前後スプロケとチェーンを交換、オイルとエレメントも交換して準備は万端。

ピカピカ、ゴールド仕様。
既に別件でカミさんと娘はGTRで高速を使って清水を目指している為急いで出発。
走行中、たまに回転が落ち込むのだが、これがGOOSE350なのかな?と思いさほど気にせず。
R246を南下する途中、座間のDS(ドライバーズスタンド:用品店)で所要を済ませ再び出発しようとGOOSEの
セルを回す。
キュキュキュキュキュ・・・・・。(無反応)
おーい、GOOSE??どうしたんだ??グズってる場合じゃないぞ??
闇雲にセルを回してもバッテリーを消費するだけなので、一旦グローブを外してメットを脱ぎ一服することに。
その後改めてセルを回すと多少モタ付きながらもEngが掛かりホっと一安心。
この時点で点火系トラブルかな?と思い、一旦戻ろうか悩むが、既にカミさんが出発している手前、やはり
行くだけ行こうと前進を決める。
座間〜厚木までR246で南下し、厚木から小田原厚木道路を使って一気に箱根口を目指す。
過去にカウルレスのバイクというとCRM250Rしか乗ったことがなく、ロードスポーツでは始めてのネイキッドだ。
タンクに伏せて左手でFフォークを握り、左右のヒジでタンクを挟んでアクセルを一気に開ける。
ノンクラでシフトアップしながら尚も全開を続ける・・・これは辛い!!
カウルを纏ったバイクでは心地よい風も、ネイキッドには強敵である。気を緩めると全身吹っ飛ばされそうになる。
横風の影響も手伝って早々にアタックは中止。せめて無風な時にでもチャレンジしてみよう。。
箱根口からは観光と思われる車をパスしながら山道を駆け上る。
しかしイマイチ吹けの悪いGOOSEに、長いブランクが手伝ってか、まるでペースを上げれずに箱根道の駅へ到着。
現在14時50分。カミさんから既に清水に到着してるよとの留守電メッセージが。
まぁこうなることは最初からわかっていた事だから、今更急いで行っても仕方が無い。そう開き直って、休憩を兼ねて遅い昼食
を取ることにする。冷しの掛けそばとフランクフルトで¥600。まぁ観光地の割には良心的な値段ではないか?
食後一服しながら恒例のタイヤチェック。・・まるでタイヤの端が使えていない。やっぱり勘を戻すには修行あるのみだなー。
箱根道の駅で20分ほどの休憩の後、GOOSEに火を入れて再出発しようと思い何気なくセルを回すと・・・。
キュキュキュキュキュ・・・・・。(無反応)
おーい・・・・。GOOSE・・・????
またしてもグズるGOOSE。30秒ほどセルを回してみるが一向に掛かる気配は無い。

仕方が無い、とりあえず一服しながら1ショット。
一旦諦めて煙草を吸い、5分ほどしてから改めてセルを回してみる・・。
キュキュキュキュキュ・・・ボボボボ・・ボボ・・ボボボーン!!!
アクセルを若干多めに開けていたせいもあってか、静かな山の中でビッグシングル特有のズ太いサウンドが響く。
Engが掛かったことによる安心感とそのサウンドの満足感からか、自然にメットの中で顔がニヤける。
あとは箱根の山を下ったらR1で直ぐに清水だ。そう思いGOOSEで再び走り出す。
快調なペースでR1を南下、がしかし、走行中に突然右フロントウィンカーが外れそうになり慌てて押さえる。
丁度トイレにも行きたかったのでそのまま道の駅富士へ入り最後の休憩を取る。
よーやくムシ暑かった1日も段々と涼しくなってきたのでヒジまで捲くっていたジャケットを途中まで下ろして一服。
今度は大丈夫だろうとセルを回すがやはりまるで掛からない。
キュキュキュキュキュ・・・・・。
GOOSEからはセルモーターの音だけが虚しく聞こえてくる。
どうやら本格的に原因を追求しないといいけないような事態らしいことは俺でもわかった。
が、しかし情けないことに工具の持ち合わせがまるで無い。学生時代からツーリングに行くといえば一通りの工具を
持って、オフ車時代ならばパンク修理も出来るようにはしておいたものだが、なにせ今回は郷里が近いからと
かなりナメていた。純正の車載工具以外に持ってきた物はドライバー3種と針金・ビニールテープだけだ。
車載工具の内容もイマイチでサイドカバーすら外す事が出来ない。いや、これは中古車だけに本来は入っていたのかも
知れないが・・。
30分以上連続して走っているとたまにアクセルの付きが悪くなったり、ストールしてしまう事や、その時点で
Engが相当な熱を持っていることから、この時点で「パーコレーション」の疑いを持つことに。
念のために博識な知人に電話して聞いてみるが、やはり症状は似ているようだ。
サイドカバーが外せればキャブを触れるが、それが出来ない今は確信は持つことが出来ない。それでも一応「気持ちの中で」
原因らしきことがわかると多少安心するのである。無論、安心しきってしまっては危険にもなることは承知している。
結局富士道の駅でEngを冷すために1時間半程度の時間を費やし、再びセルをまわすとGOOSEはかろうじてその心臓を
動かしてくれた。なんだかとても可哀相なことをしてしまった気がした。ごめんよ、GOOSE。
富士道の駅を出て20分ほどで清水の実家に到着。
明日は朝から熱対策をして、それで様子を見てみよう。。
6月2日 晴れ
11時頃から近所のホームセンターで熱対策をしようとGOOSEの冷えきったEngに火を入れる。
キュキュキュキュキュ・・・。キュキュキュキュ・・ボボボボ・・・ボボン。
完全に冷え切っているにも関わらずこれまでと違ってイマイチ始動性が良くないGOOSE。
まぁこれは逆に冷え切ってしまっているから始動性が良くないのかもしれない。
ホームセンターの駐車場でサイドカバーを外し、Engとキャブの隙間を確かめる。
早速ホームセンターの中で部品を物色するが、なかなかコレといって使えるものが無い。如何せん工具もあまりないので
大掛かりなことは出来ないのだ。
遮熱シートを探したが見つからなかったので、一先ず車載用にコンビネーションレンチの安いセットを買って、別の店に
行こうとGOOSEのセルをまわす。
キュキュキュキュキュ・・・・・
Engが冷え切っているわけでもない。パーコレーションを起こすほど熱くなっているわけでもない。事実、キャブの
フロート室はひんやりとした感触だ。
これで「パーコレーション」かも知れない?という昨日の仮定が瞬時に崩れ去り、消去法で残る要因は「点火系」「吸気系」
「燃料系」の3点となる。
いずれにしろバイク屋の軒先を借りた方が良さそうな状況である為、GOOSEのEngが辛うじて掛かるとすぐに近場で
バイク屋を探すことに。
途中でガナドール管を付けたRVFを発見して追いかけるが、逆に逃げられてしまう。
踏み切りで止まった瞬間に横へ並び、この辺りでスズキ系のSHOPがあるか聞いてみるが、どれもこれも遠い。
RVFの彼にお礼を良い、素直に電話帳で調べると、なんと実家のすぐ近所に大きそうなSHOPがあるではないか。
早速向かおうとすると、GOOSEはストールして動かなくなってしまった。
キュキュキュキュキュ・・・キュキュキュキュキュ・・・キュキュ・・
GOOSEからの応答は無い。
これ以上はバッテリーに致命的と判断し、諦めてその場でもう一度チェックすることにする。
セブンイレブンの駐車場で突然整備を始める姿、他人から見たら異様なのかも知れないが、遠慮もしていられない。
途中子供連れのオバちゃんや女子高生の冷ややかな視線を浴びるが、幸い学生時代からツナギを着てコンビニの駐車場で
休憩していれば毎回同じ反応が得られるため既に慣れてしまっている。
まず燃料フィルターを外して見るとタンクからフィルターまでは正常に燃料は流れている。フィルターを付けてセルをちょっとだけ
回すと多少通りが悪いが一応キャブの方へ燃料が流れるのでここだけの問題では無さそうだ。フロートのドレンを回せるほど長い
工具が無かったので確認は出来ず、一先ず保留とする。怪しい度は20%以内といったところか。
もっとバラしたいが、流石にコンビニ駐車場でタンクを外すとお店にも迷惑が掛かるので、諦めてさっき見つけたSHOPに積車にて
引取りにきてもらう。10分程度で積車が来てGOOSEは積まれてしまった。

寂しげに積車に積まれるGOOSE。
SHOPに着くなり速攻でキャブを全バラされるGOOSE。
一応自分でOHして、その作業には確信をもってはいるが、いざ目の前でプロが鮮やかな手つきでキャブの要所要所を入念に
チェックしていると、いつダメ出しされるのかとビクビクしてしまう。
40分ほどで全バラ〜組付けまで終わるが特別なにか不具合は認められないという。なぜだか少し一安心だ。
チョークの穴が多少汚れていたのでコレかも?と言われセルを回すと、問題なくEngが吹け上がる。
単気筒独特のこの音を聞いて社長が「良い音させてるね〜。(^^)」と太鼓判を押してくれた。
しかしGOOSE、アクセルを開けるとストールしてしまったりで結局その場で確証は得られませんでしたが、どうやら火も飛んでいて
燃料もOK、吸い込みもOKという事から電装系が怪しいのではないでしょうか??点火ポイントがズレてる??
電磁コイル(ステータコイル)がサビて動きが鈍いのかも???
2002.06.03現在、GOOSEは清水市のSHOPにて入院中です。
進展があり次第GOOSE_MAINページの「トラブル」でご報告します。
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